Pairs(ペアーズ) に限らずですが、マッチングアプリにも業者やサクラが紛れ込んでいるのは事実です。
もう少しアンダーグラウンドな「出会い系アプリ」に比べると業者の数は全然少ないのですが、 Pairs(ペアーズ) はいかんせん利用者がとてつもなく多いので中には色々な人たちがうごめいていて、詐欺やぼったくり、マルチやビジネスの勧誘などの被害にあったという声も少なくありません。
ペアーズ詐欺に遭遇。
手口は以下の通りアポ→合流→「今日めっちゃ飲みたい気分!行きたい店ある!」→個人バー的場所に案内→「飲み勝負しよう!」→会計数万。
以上に加えて
・本名明かさない
・お兄ちゃん迎えに来るとの理由で2軒目拒否
・見た目キャバ嬢男性ユーザーの方お気を付け下さい。
— tp (@kondo2106) August 3, 2019
最近、ぼったくりボーに連れてこうとする女がめちゃめちゃ多い。
しかもタップル、ティンダー、ペアーズそれぞれで見かける。。おそらく他のマッチングアプリにもいるのだろう。
この手の女性は、プロフィール写真がめちゃ可愛いかったり、やけにフレンドリーだったりする。
— たいぞー (@taiz0u0) March 27, 2019
ペアーズで可愛い子が会いたいと言うのでお茶に行ったら、ビットコインの勧誘で腹立ったからディスりまくったけども、LINEで「楽しかった🎵また雑談したいな😊」と来たので「こいつもしかしてドMでドSな俺に惚れちゃったのかな😳」と思いLINE送った結果がこちら。ビジネス勧誘ペアーズでやんなカス。 pic.twitter.com/57pzDZlSgY
— 鬱証券マン (@utsusho) May 29, 2019
こうした被害は圧倒的に男性の方が多いです。
とはいえ、ペアーズはかなり真面目な恋活アプリの方ですので、下記で書くような「こういうのは怪しい」という最低限の防衛知識さえ持っておけば業者に出会うなんてことは早々ありません。
\おすすめのマッチングアプリ3選/
アプリ3選 | サービスの特徴 |
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ペアーズにいる業者の目的や手口って何なの?
業者の目的としては大きく分けると、
- ぼったくり
- 勧誘(ビジネス・マルチ・宗教)
- 営業(キャバ嬢・風俗嬢・援助交際)
のどれかがほとんどです。
Pairs(ペアーズ)
もう少しアンダーグラウンドな、ヤリモクの男が集まるような性欲ホイホイ系の「出会い系アプリ」だと、ぼったくりやキャバ嬢・風俗嬢の営業がめちゃくちゃ多くなります(○ィンダーとかハッ○ーメールとか)。
そして業者の共通の特徴として、めちゃくちゃ可愛い女の子(の写真やプロフィール)を使ってきます。なので、顔さえ可愛ければノールックで「いいね」押しまくってるような男性は本当に気をつけましょう。後述で危険なパターンの具体例を解説します。
まずは、それぞれの被害パターンの手口などもう少し詳しく解説しておきます。
ぼったくりバーやぼったくり居酒屋に連れて行かされる詐欺手口と対策
詐欺の手口
- マッチング後、早々に女性から「会いたい」と言われる
↓ - アポ当日、「行きたいお店があるの♪」とお店は女性が指定(店名は聞いても教えてくれない。「場所は分かるけどお店の名前は忘れた」が常套句)
↓ - バーで女の子がお酒を飲みまくる
↓ - 会計で数万円を請求される
当然、ぼったくり店側と女の子は最初からグルです。
女の子は写真詐欺ではなく実物もそれなりに可愛い子がきます。私の観測している範囲だと清楚系よりはギャル系が多め。東京だと新宿・池袋でよく被害が観測されます。
ぼったくり詐欺のタチが悪いところは、警察もまともに対応してくれないことです。「金銭トラブルは民事不介入」と言って、あくまで両者(被害者と店側)の話し合いで決着させようとします。
なので、交渉で店側に多少値切らせてもある程度のお金は支払うことになりますし、何より警察を巻き込んで怖い店員と交渉をするのに精神面がかなり削られます。なので、数万円程度ならもう「イタい勉強代」と諦めて支払ってしまう人が多いですね。
ぼったくり詐欺の対策としては、とにかく”初デートのお店は男性側が決めること”です。
もし女性側が譲らずに店を指定しようとしてきたらクロだと判断し、速やかに解散する方法を考えた方がいいでしょう。また、そもそも論ですが「すぐに会いたいと言ってくる女性とは会わない」ようにするだけでも、地雷を踏む確率はほぼなくなります。
もしぼったくり被害にあった時の対応などはこちら参考↓
勧誘系(ビジネス・マルチ・宗教)などの手口と対策
勧誘の手口
- 可愛い・美人な女性から「いいね」「マッチング」がくる
↓ - メッセージのやりとりはビジネスやライフスタイルの話が多め。早々に「会いたい」とアポを打診してくる
↓ - アポ当日、怪しげな名刺を出してきて勧誘を開始
↓ - バッサリ断れば、以後は縁を切られる
ペアーズで最も多いのが「勧誘」です。一言で勧誘と言っても、内容は非常に多岐に渡ります。
- 投資系ビジネスへの勧誘(ほぼ詐欺)
- マルチネットワークへの勧誘(ア○ウェイ・ネズミ講)
- 宗教への勧誘
- パーティへの勧誘
- 他の出会い系サイトへの登録勧誘
- ホスト・風俗など水商売への勧誘
特徴として、写真はもちろん実物も可愛い・綺麗な女性が現れます。そのほうが男を”釣れる”可能性が高まるからですね。
メッセージのやり取りの段階から、仕事感やライフワーク、広く「人生」みたいな意識高いテーマあるいはスピリチュアルを語りがちなのも特徴。その気配を感じたらピンときておいた方がいいです。
また、勧誘系で動いてる人たちは手数が大事なので、一人当たりにメッセージをダラダラしたりとコストをかけられず、早々に会おうとしてきます。この「すぐ会おうとしてくる」は詐欺師を見抜く角度高い特徴なので覚えておきましょう。
対面すると怪しげな名刺を渡してくる人もいます。名刺をもらったら一度トイレに立った時に名前をGoogle検索してみるといいかもしれません。「○○(名前) 詐欺」とか「○○(名前) ネットワークビジネス」などと出てきたら一発アウトですね(笑)。投資系の詐欺だと結構名前でヒットします。
とはいえ、勧誘系はもし当たってしまってもその場できっぱり断れば被害はありません。脈なしと分かれば相手から自然とフェードアウトされるでしょう。
もちろん、相手女性が可愛かっただけに勧誘と知ってショック・・・というのはありますが、ぼったくりのように実被害が出ないだけまだマシです。
キャバ嬢・風俗・援助交際などの営業の手口と対策
営業の手口
- 可愛い・美人な女性から「いいね」「マッチング」がくる
↓ - 早々に会おうとしてくる
↓ - アポ当日、写真とは全然別人がくる
↓ - 金銭目的で身体の関係を交渉される
Pairs(ペアーズ)
身体の関係を求めてくるタイプは、素人が援交目的でくる場合と、デリヘル業者が業務としてやってる場合があります。いずれにせよプロフ写真はパネルマジックを使うので、実際に会うと全く別人のような子がくるのが特徴(マッチングアプリで営業しないと稼げないような子なので・・・)。
ペアーズ にもいる、堂々たる援交女。通報しました。 pic.twitter.com/siP2BM4UDb
— ゆーじ@Mr.無害感 (@MatchingShine) January 22, 2019
対策としては、もう匂いでピンとくるようになるしかないです。
風俗慣れしている人であれば、プロフ写真や文章を見るだけでピンと感づく人も多いでしょう。可愛い顔を一部スタンプで隠していたりと、風俗の女の子ならではの雰囲気を感じると思います。
さらにデリヘル業者の場合、メッセージのやり取りはある程度のテンプレがあるので、こちらが話を広げようにもマニュアル通りに誘導してくる感じが一発で分かりやすいです。それに事務所のエリアで会おうとするため、デート場所を指定して呼び出そうとしがち(もちろん、メッセージのやり取りをしているのはデリヘルの男性従業員です)。
被害に遭わないために!マッチングしたら気をつけた方がいい女性の特徴
1. 年が離れすぎてるのに「いいね」「マッチング」してくる若い女の子
仮にあなたが30代男性として、20代前半以下の女性から「いいね」や「マッチング」が来たらその時点で怪しんだ方がいいです。
基本的に、あなたが斎藤工でもない限り、20代前半の若い女の子が30代男性にアプローチするなんてことはありません。もしアプローチされたとしたら、あなた自身ではない「何か」に目的があると思っていいです。
2. 不自然なまでに可愛い・美人。しかし顔の一部をスタンプなどで隠している
まるで風俗嬢のパネル写真や日記写真みたいに、顔の一部をスタンプなどで隠しているパターンも疑っておきましょう。私の経験上、一般素人の女の子なら普通はスタンプなどで顔を隠しません。
また、あまりに可愛い・美人で「なんでこんな子が自分なんかに・・・?」と違和感を少しでも感じたら、危険アンテナを張っておいた方がいいです。とはいえ、この時点で即却下してしまうと本当に美味しいマッチングを捨ててしまう可能性も無きにしもあらずなので、何通かメッセージのやりとりをしてみてから判断するのもアリです。
3. すぐに会おうとしてくる
女の子からすぐに会いたいアピールしてきた場合、高確率で業者です。
あくまで私個人の基準ですが、メッセージ5往復以内に女の子の方から「会って話しませんか?」「ご飯行きませんか?」と誘ってきたら危険アンテナです。
4. すぐにLINE IDを交換しようとしてくる
詐欺や嵌め込みの業者は、マッチングアプリ上にやり取りの証拠を残したくないため、なるべく早い段階でLINEに移行するのが手口です。援助交際のようなNGワードをアプリが検知するとBAN(強制退会)させられるからです。
マッチングして比較的すぐに(やり取り5往復以内くらいに)女の子の方からLINE交換を提案してきたら怪しいと思っておいた方がいいでしょう。
そして、少しでも怪しいと思ったらLINE IDは教えないでおくことです。
5. 女の子の方から場所やお店を指定してくる
初デートで、女の子の方からお店や場所を指定してきたらかなり危ないです。
常套句は「友達から教えてもらったお店に行ってみたい」など。その場合、女の子は頑なにお店の名前や詳細情報を教えてくれません。そういうところに怪しさが出てくるのでピンときます。
少しでも女の子から誘導されてるな・・・と感じたら断固引き返しましょう。
なので、マッチングアプリでの初デートでは、必ず男性側がお店を選んで予約した方がいいです。それであれば、自分がアホでぼったくり店を選ばない限りは詐欺にあう心配はありません。
お店を事前に予約せずに当日の流れでお店を決める感じにすると、女の子が店を提案する流れが自然になってしまうので、必ず事前に予約しておくこと。
もしそこで女の子が「えー、私行きたいお店あるんだけどなぁ」みたいに拒否反応を示したら、その時点でぼったくり詐欺確定だと思っていいです。速やかにフェードアウトしましょう。
まとめ
Pairs(ペアーズ)
とくに非モテの男性は狙われやすいので、明らかに「こんな可愛い子がなんで俺なんかに・・・?」と感じたら、浮かれるより先に怪しんでおいた方が安全です。
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