マッチングアプリにヤリモク(体目当て)の男が多いのは周知の事実であり、女性からすれば常に「この人、体目当てじゃないかな?」という不安がつきまとうだろう。
とくに、マッチングしてすぐに会おうとしてくる男は体目当てなんじゃないか?
なんて勘ぐる女性が多いと思うので、その辺の心理を男性である私が述べていきたい。
確かに、早く会おうとする男は、メッセージに時間をかける男に比べるとヤリモク・体目当ての男の確率は高くなる。もう少しライトな遊び目的の男も含め、それは間違いないと思う。
しかし、早く会いたいからと言って、必ずしも体目当て・ヤリモクとは限らないよ。という話をしていきたい。
正直、私自身もどちらかというと早く会ってしまいたい派だ。これには理由がある。
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【その前に】二言目には会いたいと言ってくる男はヤリモク・体目的と思っていい
まず先に言っておくべきこと。
私の場合の「早く会いたい」は、せいぜいメッセージを10回程度かさねた段階の話。5回以内で誘うことはまずない。
マッチングして2通目にはもう「会いたい」と言ってくるような男は、まぁヤリモク系あるいは勧誘系だと思っていいだろう。少なくとも本気で恋活している男ではないことは確かだ。
しかも、そういう男はLINEのような1行短文メッセージを繰り返してくるようなタイプ。初対面の相手に対してまともに会話しようという努力が見えないのでわかりやすい。
なので最初に言っておくこととしては、
1行短文メッセで二言目には会おうとしてくる男、大体ヤリモク。
もう少し具体的な、体目的の男の見分け方としてはざっくり、
- メッセージが1行短文系
- すぐ馴れ馴れしい口調に変わる・タメ口
- メッセージ5通以内に会おうとしてくる
- 女性側の話を聞こうとしない・会話を広げようとする姿勢がない
- そこそこモテそうな雰囲気
こんなところである。女性の方の参考になればと思う。
マッチングアプリは結局、実際に会わないと分からない
ここからが私が書きたい本題である。
皆さんにとって「早く会う」というのが実際にメッセージ何回程度なのか、という問題があるが、私はメッセージを8〜10回(期間でいうと1週間くらい?)も重ねたら正直もう実際会ってみたいと感じる。もちろん、その時点で良さげな相手に限るが。
これはもちろん、さっさと会ってヤリたいというわけではない。
マッチングアプリをそれなりに長くやっていると、”実際に会ってみないと結局わからない”ということを身に染みて知っているからだ。
その最たるものがルックスだ。
ルックスに関しては、実際に会ってみないと絶対に分からない。写真と実物は顔が違うなんてことの方がむしろ普通だし、体型だって想像していたのと全然違うなんてことは日常茶飯事だ。
加えて、話し方・声・立ち振る舞い・雰囲気など実際に会ってみないと分からない重要事項が多すぎる。
私が男だからなのか、どれだけメッセージで好印象を抱いていたとしても、これら総合した「外見」が自分のストライクゾーンから外れると絶対に先の関係には進めない。
なので、結局のところ会わないことには最終判断ができないのである。
メッセージの交換もそれなりに時間も労力もかかる
マッチングアプリは複数の異性と同時進行で進めることがほとんどなので、メッセージ交換という作業にはそれなりに時間と労力がかかるものだ。
私はLINEのように短文を短時間でやり取りする若者ではないので、1通1通のメッセージに5〜10行くらいの内容を返す。となると、1人に対して1日1〜2通返すのが限界だ。
そうなってくると・・・はっきり言って「面倒」なのである。
その人の人となりなんて、メッセージでやり取りせずとも実際に会って話せば分かる。1週間分のメッセージ往復で分かることが、実際に会って話せば5分で分かるのだ。
逆に、時間と労力をかけてメッセージを重ねたのに、実際に会ってみたら外見が自分の許容範囲をアウトしていてダメでした・・・なんてことも往々にしてある。
だったら、時間と労力をかけてメッセージを重ねるより、早く会ってしまった方が話が早くない? と思うわけである。
ただこれは、私が男だから思うことだ。
「知らない異性と1対1で実際に会うリスク」が女性よりも格段に低い男だから思えることである。
女性からすれば初対面の男と会うのはかなりリスクがあるので、事前に十分なメッセージを重ねて「この人なら大丈夫だ」という確信が欲しいことはとても分かる。
ここで言いたいのは、男が早く会いたいと思うのは必ずしもヤリモクが理由というわけではないよ、ということである。
メッセージ交換期間を長引かせるほど、相手がフェードアウトする確率が高まる
僕がなるべく早く会いたい派の理由としてもう一つ大きいのが、早く会う方向に話を取り付けないとフェードアウトされる確率が高まるからである。
私の体感だが、マッチングしてメッセージを交換を始めた相手で、実際に会うまでに至る相手は10人に1人もいない。
これはメッセージ交換で「あ、この人違うな」と思うパターンもあるが、それ以上に相手から返信が途絶えてフェードアウトされる方が圧倒的に多い。
つまり、時間と労力をかけてメッセージを重ねても、そのうち半数以上にはフェードアウトされるのである。当然、フェードアウトされたらそれまでに使った時間も労力も無駄になる。
「実際に会いませんか?」の切り出しが長引けば長引くほど、相手にフェードアウトされる確率は高まり、それまでのメッセージ期間が水の泡になるのだ。
こういう経験を何度も何度も重ねると、
ダメならここで切られるだろうし、OKなら初対面に持っていけて次の段階に進めるし。どちらにせよ話が早い」
という思考になってくるのである。
だからマッチングアプリの利用経験が長くなるほど、メッセージを長く重ねるよりも早く会って白黒つけたいと思うようになったのだ(私の場合)。