マッチングアプリには職業のヒエラルキーがある。
主に男性の場合は、下記のようなヒエラルキーで女性人気があると思っていい。
職業の人気ヒエラルキー
- エリートサラリーマン(大企業・年収800万〜)
↓ - 普通サラリーマン・公務員(年収500万前後)
↓
- 経営者
↓
- 自営業・フリーランス
↓
- 派遣・契約社員
↓
- アルバイト・フリーター
当然ながらマッチングアプリ内にはサラリーマン人口が最も多いので、サラリーマンが普通という感覚。
逆に経営者や自営業・フリーランス・個人事業主あるいは「自由業」なんて意味不明な職業は「異端」であり、人によっては「怪しい」と感じることが少なくない。
自営業で出会いがないからマッチングアプリにすがっているのに人気がないなんて控えめに言って地獄である。
下記で、自営業・フリーランスのマッチングアプリにおける現実を見ていこう。
\おすすめのマッチングアプリ3選/
アプリ3選 | サービスの特徴 |
|
|
|
|
|
マッチングアプリにおける自営業・フリーランス・自由業の評判は「怪しい」
まず、マッチングアプリ利用中の皆様の声をいくつか集めてみた。
マッチングアプリ、自営業多すぎ問題
— れんちょん (@renren2_5) May 4, 2020
マッチングアプリの経営者とか自営業のアッパー層が信用ならないのはなんでだろう(笑)
— さいこ (@12Dd0609) November 3, 2019
サラリーマン僕「マッチングアプリで出会いを求めるやで! 結構反応がもらえてるやで!」
サラリーマンやめて自営業はじめた僕「マッチングアプリでまったく反応がなくなったやで……」
世の中って多分、僕が思っているよりわかりやすくできているんだと思う。特にその市場は。
— まみや白房@個ツイに移転先 (@kohsuke38) November 13, 2019
職業柄、自営業の人は一歩引いて見てしまう😇
にしてもマッチングアプリほんと向いてないな…— Reimi✿*: (@tommy84817307) April 11, 2021
Twitterでざっと声を拾ってみると、正直思ったよりは「自営業は最悪!やめとけ!」という声は少なかった。とはいえ、上記のように「自営業・フリーランスはやっぱり信用しきれない」という声は確実にある。
また、「自営業の人が良い!」という肯定的な意見は当然ながら皆無だった。
さらにマッチングアプリには「自由業」なんていう胡散臭さMAXのカテゴリーすらある。
自由業や年収高い自営業・経営者はマルチ商法やネットワークビジネス詐欺だと疑われやすい
色々な人の声を見て感じのは、自営業・フリーランスは「不安定」ということよりも、「なんか怪しい」というマイナス印象の方が強いことだ。
要するに、マルチ商法やネットワークビジネスの人だと疑われやすいのだ。
自由業はほぼ100%マルチ系の詐欺に疑われる
マッチングアプリに慣れている人なら、「自由業」=「マルチ」というのは共通認識になっている。
マッチングアプリで自由業とか美容系経営 資産運用で生活してます系は全部これだから気を付けてね https://t.co/NUHlJ2YR3u
— 本体のハンサム(よろしくですか) (@hontaihansam3) June 13, 2022
女の子のプロフィール欄に
自由業+投資があれば、ネズミ講の確率がぐっとあがる。思い切ってえっちさせてくれたら会員になると言ってみてもいい。もしできたとしたら会員なんてならずにただちに飛べ#出会い系 #マッチングアプリ #マッチングアプリ要注意人物 #恋活— スタービーチ☆キラッ (@ElhlVoZAF33sCik) March 14, 2021
自由業ってマッチングアプリ界隈では最も邪悪な言葉として知られてる(知られてない)わけですが、業者とかマルチとか堂々と「自由業」表記してくれててすぐ見分けがつくからありがたい
— イカさん (@ikahimiko) November 13, 2018
自由業はとくに女性アカウントに多い。
しかもどういうわけか結構若くて可愛い女子に多い。なぜか? 業者だからだ。
界隈では「アム○ェイ女子」と言う。マッチングアプリで男を釣って、ネットワークビジネス勧誘するマルチな方々である。
マルチ商法などの詐欺被害については下記記事で書いているので、引っかかりたくない人は一読してください。
参考記事【危険】マッチングアプリで注意すべき詐欺・性被害の犯罪手口まとめ
年収高い経営者・自営業・フリーランスも警戒される
自由業に比べたら、経営者・自営業・フリーランスはまだ理解される。自由業に比べたらイメージできるからだ。
しかし、年収がやけに高いとやはり警戒されやすいのは変わらないようだ。
年収クソ高い自営業の男マジ怖い。そんな奴がマッチングアプリしとる訳ないやろ、嘘つくなハゲ。今すぐ垢消せ
— シイナ (@q417p) July 7, 2020
・マルチ商法会員のマッチングアプリやInstagramのプロフィール
・職業の記載内容が「自営業」「個人事業主」は注意。
・大人数でイベントなどを企画している写真や、写真加工アプリなどで「キレイに加工された料理の写真」があったら注意。— おねロリキメフットサル教団 (@Aulcheesekuso) February 28, 2021
最近またマッチングアプリを始めてみた。
前はいろいろ学ばせてもらった。
とりあえず職業「経営者」「自営業」そしてやたら旅行へ行っている人は注意。
それがあったから、殆どの人がネットワークビジネスに見えてくる。— anpan (@anpan_naganegi) March 8, 2018
とくに自営業・経営者で年収1000万円以上だと、かなりマルチや詐欺だと警戒される。
そのため、私は年収1000万円以上ある自営業だが、マッチングアプリではわざと年収800万円と低く設定している。正直、自営業で年収800万円でも結構怪しい…。
私も調べてみたら、怪しまれないために「わざと年収を低くしている」高収入の自営業・フリーランスの人は結構いるようだ。
詐欺業者やマルチの人は、金持ちっぽく見せるのが基本的なやり方だ。
だから職業を「経営者」や「自営業」の年収1000万以上にして、プロフ写真で高級時計・高級車・ブランドものを載せたり、高級ホテルのプールでバカンスしてる写真などを載せたがる。
なので、こういう業者と同じに見られたくない高収入フリーランスや自営業者は、年収を多少低めに設定したり、時計や車など高級品の写真を載せたりしない方がいいだろう。
ちなみに最近、マッチングアプリを利用して35股して女性からプレゼントを搾取していた39歳の結婚詐欺師が話題になったが、この詐欺師もマッチングアプリでは自営業設定だったらしい(本当は住所不定・アルバイト)
参考:【悲報】35股して女性からプレゼントを搾取した男、逮捕
こうした結婚詐欺やマルチ商法詐欺が相次ぐと、どうしても高年収の自営業者や経営者に対して「怪しい」というセンサーが働くようになってしまう。しかもそこそこイケメンなルックスなら尚更だ。
どう考えても釣りだわ
と勘ぐってしまうのは自然である。
ただ、自営業・フリーランスは高年収だと怪しまれるし、逆に年収500万円以下とかになってしまうと同年収の安定サラリーマンがごまんといるので競り負けてしまう。
稼いでも怪しまれるし、稼いでいないと見向きもされない。自営業・フリーランスとはこうしたハンデがあるのだ。
自営業と言った途端に女性にフェードアウトされた経験あります・・・
自営業だと言った途端に、女性からメッセージが返ってこなくなった経験が3回くらいある。
露骨すぎるだろ・・・。
この経験から分かったことは、やはり自営業って敬遠されるんだな・・・ということと、
女性(に限らずだが)はプロフィールをちゃんと読まないままマッチングしてくることも多いということである。
私はプロフィールの最初の方に自営業(正確には小さな法人経営)だとしっかり記載しているのに、「あ、自営業なんですね」とメッセージで初めて気づかれることが多々ある。
もうサラリーマンなのが当たり前だと思ってマッチングしてきているのだろうか・・・?
とにかく、自営業と知った途端にトーンが下がったり、ひどいと返信が返ってこなくなるので、やはり自営業のハンデを感じざるを得ないことはある。
怪しまれないためのコツは、仕事内容をできるだけ詳しく書くこと
自営業・フリーランスで怪しまれないためには、仕事内容をできるだけ詳しく書くことがポイントだ。
例えば「フリーランスでWEBデザイナーしてます」だけではなく、「フリーランスのWEBデザイナーとして、飲食店のWEBサイトを作ったり、〇〇の広告デザインの仕事をしてます」のように1歩踏み込んだ仕事内容を記載することで信頼度がグッと増す。
フリーのプログラマーであれば、プログラマーと書くだけではなく、最近はこんな案件をしてますと書いておくだけでリアルに感じるし、話題のネタにもなるので一石二鳥である。
逆に「自営業でネットビジネスしてます!」なんて具体的なイメージが全く湧かない文言をプロフィールに書いてしまうと、相手の印象は100%怪しい!となってしまうので注意。
「ビジネス」「ネットビジネス」「投資」というワードは使わない方がいい
「自営業」「ビジネス」「投資」「感謝」「最高の仲間」なんてワードが揃ったらロイヤルストレートフラッシュで怪しさ満点である。
まぁこうした言葉を使う人のほとんどがマルチなので言うまでもないが、「ビジネス」や「投資」という言葉はなるべく使わない方がいい。「ネットビジネス」は論外である。
自営業・フリーランスの人は、基本的に怪しまれる前提で思っておいた方がいい。
できるだけ信頼を確保するために、怪しまれるようなワードを使わず、なるべく相手がイメージしやすいように具体的な仕事内容をしっかり記載して怪しまれないように尽くすことで、自営業のハンデはだいぶ軽くできるはずだ。