メッセージは1日1往復が平均的に心地よい頻度
LINEに慣れてしまった私たちは、マッチングアプリのメッセージはどれくらいの頻度でやり取りすればいいのか一度は悩むところである。
マッチングアプリのメッセージは、どちらかというと一昔前のEメールの感覚に近い。
LINEのようにポンポンと短文ラリーを交わすのではなく、一通一通に内容を詰めて、大事に見返して送ったり、何度も受信履歴を確認しながら返信を待ったりというアラサー世代なら青春時代を思い出すアレです。
さて、マッチングアプリの頻度について「◯回がベストだ!」という一律の正解はないものの、みんな大体どのくらいメッセージしてるの?という統計は色んなところが取っている。
それによると、
1日に1往復くらいがイイ感じ
というのが、大体みんな異論のないメッセージ頻度らしいことが分かる。
確かに、私も今まで何十人の女性とマッチングアプリでメッセージを重ねてきたが、デートにまで繋がるような女性とはだいたい1日1往復くらいのペースでやり取りすることが多い気がします。
それ以上にペースが早すぎてもだんだん内容が短文ペラペラになってきてどうでも良い感じになってしまうし、逆に遅すぎると脈ない感じもしてどうでも良くなってしまうし・・・。
と考えると、やはり1日1往復くらいが互いに興味を持ち続けられつつ、かつ返信が心理的に負担にならない、一番心地の良い頻度であることは間違いないだろう。

メッセージ頻度・返信の早さは相手に合わせるのが一番良い
私の場合、基本的にメッセージ頻度(返信のはやさ)は相手に合わせている。
「平均的には1日1往復」と言われても、一人ひとりの返信スピードは人によって全然違います。メッセージを送ったら数分で返信が返ってくるような人もいるし、一方で1日〜2日空けて返ってくるような人もいる。
それはその人の「クセ」や「習慣」のような割と身体に染み付いたものなので、最初のメッセージのやり取りで把握しておきます。
返信が早い人であれば私もなるべく同じ間隔で早く返するし、遅い人には同じ程度の時間軸で返信する。

こっちはすぐに返信してるのに、相手からの返信は2日に1回・・・みたいな苦しさは誰でも経験があるだろう。
逆に、仕事が忙しくてこちらは毎日返信くらいのペースでアプリと付き合いたいのに、返信してすぐに相手から返事が返ってくるとプレッシャーになる・・・というのもまた”あるある”だ。
このように、早すぎても遅すぎても、連絡のペースが違うというのは意外とお互いに負担に感じる要素である。
なので、最初の2〜3回のやり取りで相手との心地よいペースを探るのが、マッチングアプリをうまく運用するコツだと感じている。
ただし、一つ注意点がある。
メッセージ返信は遅いよりは早いほうがいい。遅いのは危険。
ことマッチングアプリにおいて、メッセージの頻度が遅すぎるのは致命的である。
個人的な基準として、互いの返信が3日1回ペース(1週間で1〜2往復しか進まない)の相手と上手くいった試しがない。2日に1回がギリギリ。2日に1回でも脈が薄めの判断をしている。
相手が3日に1回ペースだからとこちらもそれに合わせていると、ほぼ間違いなくどちらかがやがて消える(メッセージが途絶える)と思っていい。
大原則として、マッチングアプリは短期決戦の恋愛市場であることを忘れてはいけない。
とくにあなたが男性の場合、大事にメッセージを重ねてゆっくりと関係を育もうなんて悠長なことは言ってられない。
なぜならマッチングアプリの女性というのは、
- 男性よりはるかに多くの相手と同時にマッチングしている
- 短期間でマッチングアプリから消える
という特徴があるからだ。
女性にとって、あなたは多数いるマッチング男性の一人にすぎない
マッチングアプリという世界において、女性は男性に比べてはるかにモテる。それは「いいね」の数を見れば一目瞭然だ。女性会員の平均いいねの数は男性の5倍〜10倍近いというデータも出ている。
つまり、女性会員は男性の5倍10倍はアプローチを受けているということだ。
あなたの他にも、彼女には無数のライバルがアプローチしている事実を忘れてはならない。
あなたが「メッセージの返信少し遅らせよう…」なんて時間を置いている間にも、彼女には別の男性から多数のいいねが届き、新しくマッチングした男性からデートの誘いを受けているかもしれない。
もし彼女が同時進行でやり取りしていた別の男性に気持ちを持っていかれてしまっては、あなたとのキャッチボールは余計に疎かになるだろう。最悪、面倒になってフェードアウトしてしまうかもしれない。
マッチングアプリとは1対1の場ではない、常に一人の女性につき無数の男性が群がっているような世界なのだ。
マッチングアプリの世界を、普通の恋愛と考えてはいけない。この世界ではみんな最初から異性との出会いを求めてやってきているのが前提だ。ややこしい話抜きに、マッチングした時点で早々にデートしろ、話はそれからだ。
もちろんがっつきすぎるのも引かれるが、マッチングアプリは短期決戦の市場であること、そして女性もマッチングアプリをしている時点でデートを求めているのだからデートに誘って当たり前である(=だからモタモタせず誘え)ということを忘れてはいけない。
女性は短期間でマッチングアプリから消える
彼女を無数のライバルたちに取られる心配だけではない。それならまだいい方で、最悪なのは彼女がマッチングアプリから消えてしまうことである。
これはある程度アプリを使っていれば実感すると思うが、女性は数ヶ月もするとアプリを退会しているケースが非常に多い。あるいは退会しないまでも、もうアプリを開いていないケースもある(ログイン履歴やいいねの減り方で大体分かる)。
つまり、マッチングアプリの女性は待ってはくれないのである。

まとめ
統計的に、メッセージ交換の頻度は1日1往復くらいがスタンダードである。
ただ私のスタンスとしては、相手の返信ペースに合わせるのがベターだと考えている。
ただし、マッチングアプリの女性は待ってはくれないので遅すぎるのは禁物。やり取りのペースが遅すぎてデートにも誘えないまま1ヶ月経ったら彼女が消えてしまいました・・・なんてことになったら何の意味もない。