今やマッチングアプリは既婚者の巣窟と言ってもいい。それほど大量の既婚者が混ざり込んでいる。
特に多いのが30代男の既婚者。妻と結婚してから数年が経ち、ラブラブムードも落ち着いてセックスの回数もめっきり減ってきた。妻にも飽きてきて「新しい女の子と遊びたいな」とふと思いたったときに手軽にアプローチできる手段としてマッチングアプリが登場した。
婚活女性からしたら既婚者男性は敵以外の何者でもないので、なるべく被害に遭わないようにマッチングアプリに巣食う既婚者の特徴・見分け方について書いていこうと思う。
\おすすめのマッチングアプリ3選/
アプリ3選 | サービスの特徴 |
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マッチングアプリに潜む既婚者男性の特徴・見分け方
正直、メッセージ段階で既婚者を見破るのはなかなか難しい。
ただ、下記の項目を「警戒すべき材料」として頭に入れておくことで、早い段階からピコンと警戒してセンサーが働くようになるだろう。
既婚者にありがちな特徴
- 「この人なんでアプリやってるんだろ?」と思うくらいハイスペで良い男
- 頑なに平日指定してくる(土日祝に会おうとしない)
- すぐ会おうとしてくる
- そのくせ自宅に行くのは嫌がる。自宅を教えてくれない
- お泊まり旅行を提案しがち
- 具体的な勤務先を言わない(業界や職種で答える)
- 電話は基本折り返し。そして出るといつも外にいる
それぞれ詳しく説明していこう。
1. 「この人なんでアプリやってるんだろ?」と思うくらいハイスペで良い男
皮肉なことに、一見「良い男」ほど既婚者の確率が高まる。
ハイスペで顔も良くて、女性のエスコートが完璧でデートはもちろん全奢り……なんてのは99%ヤリモクか既婚者(もちろんヤリモク)だと思っておいた方が安全ではないだろうか。
そもそも既婚者というのはマッチングアプリに頼らずとも自由恋愛市場で結婚できている人間なわけで、必然的にアプリに頼らざるを得ない恋愛弱者たちよりも偏差値が高いハイスペ人材が多い。
さらに言えば、既婚者でありながら「新しい女の子と遊びたいな」なんて思考回路は、それまでの人生で多数の女子と遊んできた経験が作り出すもの。その時点で良くも悪くも、女性を釣りやすいだけの何らかの魅力を持っていることの証左なのである。
「何でこの人アプリやってるんだろう?」と感じたら、警戒センサーを鳴らしておいていいだろう。
これは私のアプリ経験からも言えるが、真面目にマッチングアプリをやってる人にはやはり必ず、何かしらアプリを頼らざるを得ない理由がある。
一見「この人アプリやらなくても普通にモテるだろ」と思うようなイケメンや美人でも、いざ対面してみると性格に難があったり、職場や私生活が絶望的に出会いがない環境にいたり(←アプリにいる美人・イケメンはこの率が高い)、何かしら「なるほど、だからなのね」と合点がいく理由が見えてくるものだ。
逆に、この何かしらが全く見えてこないようであれば既婚者の可能性はかなり高まる。
2. 頑なに平日指定してくる(土日祝に会おうとしない)
”土日祝日に会おうとしない”というのも既婚者の典型パターンである。
家庭を持っている者ならば土日祝は家族と過ごさざるを得ず、さらに言えば休みの丸一日をアプリの相手(不倫相手?)に費やすほどリスクを負いたくないからだ。
既婚者がアプリをやる目的は「遊び」である。もっと生々しく言えばワンナイトだ。
真剣に交際に発展させたいわけじゃないので、時間も労力もそこまでかけたくないのが本音。だから平日の仕事終わりとかに「サクッと飲まない?」とでも誘い、あわよくばワンチャン……みたいな遊び方をする。
既婚者は決まってアポは平日指定してくる。平日なら帰りが遅くなってもいくらでも家庭に言い訳できるから。
3. すぐ会おうとしてくる
既婚者がマッチングアプリをやる目的は遊びたい(=ヤりたい)だけなので、そこに至るまでのメッセージのやりとりはできるだけ省略したい。一人と長々付き合うほど家族にバレるリスクも高まるし。
なので既婚者はすぐに会おうとしてくる。メールもマメだし文面も丁寧だが、その裏からは「狙った獲物は逃さない感」がすごい。
常套句は「平日仕事終わりにサクッと飲みにでも行きませんか?」だ。
ただ一応断っておくと、マッチングアプリ婚活は「実際に会わないことには何も始まらない」という側面もあるので、メッセージ交換を長々続けるのは時間の無駄過ぎて良くない。なので私はメッセージを5〜10往復もしたら、会ってみたい人には積極的に食事を提案していた。
二言目には「会いませんか」と言ってくるような男は要注意だが、メッセージをいつまでも重ねるより早めに対面して判断したいという考えはマッチングアプリでは正常である。
4. 会いたがるくせに自宅に行くのは嫌がり、自宅を教えようとしない
すぐ会いたがるくせに、自分の家には招くのは断固として嫌がる。それが既婚者。だって家には家族がいるから。
そもそも自宅の場所を教えようとしない。
「今度料理作りに行こうか?❤︎」などと打診しても、「友達とルームシェアしてる」とか「親がいま来てて…」とか「会社の寮・社宅に住んでる」みたいな言い訳をしがち。
30過ぎて会社の寮に住んでるっておま・・・。
5. 日中お出かけデートはしない
土日に会いたがらないのと同様、日中を使った1日お出かけデートは渋る。
とにかく「忙しい」が口癖。
休みに出かけると家族に勘ぐられる可能性があるし、何より1発ヤりたいだけの相手に対して日中デート(ヤレる可能性がない)に時間と金を使うのはコスパが悪すぎる。
それでもデートするなら、太っ腹な男ならお泊まり旅行を提案しがち。キャバ嬢とパコパコしたい男と同じ思考回路である。
さらにケチな既婚者だと、自宅デートを提案しつつ自分の家ではなく女性側の家に行きたがる 笑。プライドとかないです。ヤレればいいので。
6. 具体的な勤務先を言わない(業界や職種で答える)
勤務先を特定されるとマズいので、既婚者は具体的な会社名を絶対に答えない。業界や職種みたいな特定されない範囲の受け答えしかしてくれない。
疑わしかったら、テキトーな会話の流れで名刺を見せてもらおう。絶対に見せてくれないから。それか「Facebook申請していい?」と打診してみてもいい。絶対嫌な顔されるから(あるいはFacebookやってないと取り繕う)
あるいは自営業者、一人会社を経営しているというパターンも多い。自営業ならどうとでも言えるし、相手にも詮索されづらいので。
7. 電話は基本折り返し。そして出るといつも外にいる
家にいたり家族が近くにいると電話に出れないので、アプリ相手との電話は基本折り返しになる。そして家では当然かけられないので、折り返すために外に出てかけるしかない。
なので既婚者が電話に出ると、大体いつも外にいるのが分かるはずだ。
既婚者か確かめたい場合は、土日の夜など家族といる確率が高い時間帯にわざと電話してみるといい。さらに確実に刺すなら、LINEでやりとりしてる最中にいきなり電話凸することだ。より電話に出ない言い訳がしづらくなる。
それでも絶対に出ようとしない感じであれば既婚者の可能性は高まる。
既婚者はバレないよう「シークレットモード」を使用している人が多い
検索結果に出ないようにする「シークレットモード」
マッチングアプリには、検索結果に自分のプロフィールが出ないようにする「シークレットモード」という機能を用意しているアプリが多数ある。
つまり他人からは自分が見つけられず、自分から”いいね”した相手にだけ自分が見えるという状態だ。もともとは婚活していることを他人に知られたくない人のための機能だったが、隠れてマッチングアプリを使いたい既婚者にとってうってつけの機能になってしまっている。
シークレットモードはアプリによっては有料オプションで提供していたり、無料で利用できるアプリもある。有名どころの人気アプリには大体使えると思っていい。
各アプリのシークレットモード
- Pairs(ペアーズ)
:プライベートモード(プレミアムオプションで提供) - ゼクシィ縁結び
:プライベートモード(プレミアムオプションで提供) - タップル:透明マンと(買い切りオプション)
シークレットモード利用者は「いいね」数が少ない
シークレットモード利用者を見破る方法だが、確実とは言えないものの、シークレットモード利用者は傾向として「いいね」数が少ない。なぜなら通常の検索結果には出てこない人物なので、必然的にいいねが集まらないからだ。
つまり、どこからみても良い男なのに不自然にいいね数が少ないとシークレットモード利用者である可能性が高まる。
ただアプリに登録したばかりだったり、逆にアプリの利用頻度が減ってるユーザーの獲得いいね数は減っていくアプリもあるため(累積ではなく一定期間のいいね数を表示するタイプのアプリ)、いいね数だけで判断するのは確実とは言えない。
マッチングアプリで既婚者を100%見抜くのは難しい
単身赴任中の既婚者は区別つかない
上記で既婚者にありがちな特徴を並べたが、それらが当てはまらない既婚者もいる。
その典型が、単身赴任中にマッチングアプリで遊んでいる既婚者だ。
単身赴任中の既婚者なんて独身と見分けはつかない。
あるいは奥さんとは別居中だけどまだ離婚はしてない状態…みたいな既婚者もいる。
なので、マッチングアプリで既婚者を100%見抜くというのは難しい。
悪い予感は大体正しい。1ミリでも怪しいと感じたら正直に聞け
なので、やりとりをしていて少しでもピクンと嫌な予感センサーが働いたら、正直に既婚者じゃないか聞いてみることだ。
最初の段階で感じる違和感や悪い予感というのは、大体が正しい。
既婚者からすれば、既婚と疑われた時点で素早くフェードアウトしたいのが心理。疑いを晴らしながら関係を続けるのはリスクが高すぎるからだ。マッチングアプリなんて他の女性が星の数ほどいるし、別の女性に行けばいいと考える。
「既婚者じゃないけど、そんな風に疑われたらもう良い関係は続けていけないかな」
なんて捨て台詞を吐きながらフェードアウトしていくだろう。
交際相手が既婚者だった場合の損害賠償・慰謝料のリスクは?
マッチングアプリで交際した相手が既婚者だった場合、どのような損害賠償や慰謝料請求のリスクが発生するだろうか?
弁護士ドットコムが詳しい見解を記事にしているので簡単に要点を下記にまとめておく。
相手が既婚者だった場合の損害賠償リスク
- 独身と偽っていた相手に損害賠償請求は基本的に難しい
- 「既婚者だと知らなかった」ことに過失がある場合、あなたが損害賠償を負うリスクあり
- 既婚者と不貞行為(性行為)をした場合の慰謝料支払い義務は100〜300万円程度
- 既婚者の匂いを感じた時点で速攻で離れること
要チェックすべきなのは、既婚者に騙された側にも慰謝料支払い義務が発生しうる(不貞行為があった場合)ことだ。
下記でもう少し詳しく見ていく。
独身と偽った相手に損害賠償請求は基本的に難しい
法の問題は常にケースバイケースであるが、「交際していた」程度では独身と偽っていた既婚者男に対して損害賠償請求をするのは基本的に難しいとのこと。
損害賠償請求するなら「婚約指輪を購入した」「式場まで探した」など具体的な行動を取っていた場合には可能性がある。
ただし、相手の配偶者から既婚者男との不貞行為などを理由にあなたが慰謝料請求を受けた場合に、既婚者男に一定割合に応じて求償請求という形で負担をさせることはできる。
「既婚者だと知らなかった」ことに過失がある場合、慰謝料請求されるリスク
既婚者男に騙された被害者であるはずなのに、相手の配偶者から不貞行為(性交渉)などを理由に損害賠償(慰謝料請求)を受けるリスクがある。
「相手が結婚していた」という事実を”完全に全く知らなかった”場合には損害賠償を負う可能性は少ないが、「別れたと聞いていた」レベルでは損害賠償を負う可能性があるとのこと。
- すでに離婚したと聞いていた
- 夫婦関係はすでに破綻していると聞いていた(別居 or 家庭内別居)
このレベルの反論では損害賠償を回避できない可能性があるとのことで、なかなか厳しい。
ガチで反論したいなら、相手の戸籍謄本を確認するくらいの必要がある。
単に「本人の言うことを信じていた」という程度では、故意・過失がないと認められるケースは稀で、故意・過失がないと認められるためには、戸籍謄本(戸籍事項証明書)を見せてもらうなどくらいは必要 になります。
夫婦関係の破綻についても、実際に法廷で婚姻関係の破綻が認められるケースはかなり稀らしい。家庭内別居レベルではまず難しく、完全に別居状態でも数ヶ月程度では認められないケースが多いとのこと。
なので、相手が直近で結婚していたことを匂わせていた場合は、損害賠償を負うリスクがかなり高くなるということだ。
また、交際の途中から相手が既婚者だと分かった場合は、知らなかった時期については損害賠償を負わない可能性が高い。しかしそこから関係を続けてしまった場合は当然損害賠償を負う可能性が高い。
既婚者の匂いが少しでもした時点ですぐ離れる
以上のように、騙された側なのに相手の配偶者から損害賠償を請求されるリスクは想像以上に高い。「相手が別れたって言ったから信じた」程度の反論では不十分とのことだ。
なので、相手から既婚者の匂いを少しでも感じたら、その時点ですぐ離れた方がいい。あるいは相手の戸籍謄本を確認するくらいのことはしろと弁護士ドットコムはアドバイスしている。
好意を抱いていた相手から裏切られるショックに加えて、金銭的な損害賠償まで負ってしまったらもう立ち直ることはなかなか難しい。
既婚者を排除するなら結婚相談所を使ったほうがいい
マッチングアプリは良くも悪くもライトな出会い系なので、既婚者が入り込める隙がデカすぎるのが問題である。なのでマッチングアプリを利用する以上は既婚者との遭遇は避けられない(特にティンダーとかやばい)。
なので本気で既婚者を排除して探したいのであれば、一番確実なのはマッチングアプリではなく結婚相談所を利用することだ。
人気どころでいうと「ゼクシィ縁結び
婚活相談所はマッチングアプリに比べると真剣度(遊び人がいない)は格段に上がるが、そのぶん料金が少々高かったり、出会いの絶対数が減るというデメリットもある。
しかし30代以降の女性であれば、マッチングアプリで既婚者か否かなんて無駄なリスクに苛まれるような余裕も猶予もない。なので最初から結婚相談所に駆け込んだほうが成婚が早いケースが多々ある。